包装時の商品不良を削減する「噛み込み防止機能:PACS(パックス)」

包装×GXPackaging ×GX

カテゴリ
Reducing Food Loss
分類
Packaging Technology

ソリューション

包装時の商品不良を削減する「噛み込み防止機能:PACS(パックス)」

PACS:A Function to Reduce Product Defects

《問題提起》
横ピロー機では、筒状に熱シール成形したフィルムに一定間隔で製品を供給し、製品間を熱シール&カットを同時に行うことで、袋状に製品を包装します。ただ、供給不良や機械トラブルなど何らかの要因で製品が位置ずれし、その状態のまま熱シール&カット工程に入ると、製品とフィルムが一緒に熱シールされ、刃物が下りカットすることで、噛み込みがおき、不良品(食品ロス)が発生します。

《課題解決》
包装の最終工程である熱シール&カット工程の直前にセンサー(光電センサーや軟X線センサー、カメラなど)を設置し、製品の位置ずれを常に監視することで、製品の位置ずれを検知します。そして、噛み込みが予測された場合には、対象の製品のみ熱シール&カット工程を行わず、「連包」にすることで機械を停止せず不良品を排出します。連包排出された製品はリパックすることで製品化が可能となり、食品ロスの削減に貢献できます。