プラスチックのロスをゼロにする「自動測長包装システム:PAMS(パムス)」

包装×GXPackaging ×GX

カテゴリ
Reducing Packaging Material Usage
分類
Machinery/Equipment Performance

ソリューション

プラスチックのロスをゼロにする「自動測長包装システム:PAMS(パムス)」

Eliminating Plastic Waste by Our Patented System "PAMS"

《問題提起》
一般的に包装機は一定の袋長さで製品を包装するため、形や大きさが一定でない野菜などの製品は、最も大きい製品に合わせた袋長さで包装せざるを得ず、製品に対して過剰な袋サイズとなり余剰スペースがうまれ、フィルムロスが発生します。また、少量多品種包装では、製品切替ごとに設定調整が必要で、その都度フィルムロスが発生し廃棄されます。
《課題解決》
PAMSを搭載した包装機では、製品サイズを自動測長して最適な袋長さで包装できるため、サイズ差によるフィルムロスを削減できます。また、製品ごとの設定変更が不要で、製品切替ごとの設定調整時に発生するフィルムロスも削減できます。
《将来構想》
シール面積を削減することで袋サイズの小型化を図り、また包装開始時に発生する空袋の削減にも取り組み、更なるプラ使用量の削減を目指します。
《数値情報》
・フィルム余材(ロス)削減量[mm]=(最大サイズの製品[mm] - 最小サイズの製品[mm])×包装個数[袋]
・調整作業での最小排出フィルム量[mm]= シール&カット装置~製品乗り移り位置間の距離[mm]×製品切替の回数