トレーシーラー

【問題提起】
コンビニやスーパーでは年間約６０万ｔ以上の食品廃棄が発生しています。特にサラダ等の日配品は短い消費期限により、売れ残った商品の廃棄が事業者の大きな負担となっています。食品ロス問題は業界だけでなく環境にも悪影響を及ぼしています。
【課題解決】
当社のトレーシーラーＱＸシリーズは、ガス置換包装と真空密着包装（スキンパック）の２パターンのトレーシールが可能です。カップサラダなどで用いられるガス置換包装では、窒素・二酸化炭素・酸素の任意ガスで空気を置換し、細菌・カビの増殖と酸化劣化を防止することで食品の味・色・形を長期保持します。肉や魚などで用いられる真空密着包装では、商品の形状をそのまま包装できるため、インパクトのあるパッケージを実現できます。真空包装により、食品の酸化を防止し、好気性菌の増殖も抑制します。従来に比べ、約２倍の期限延長を実現します。また、プラスチック製の嵌合蓋から、トップシールフィルムに変更することでプラスチック使用量を年間で約８４％削減することができます。（※イシダ調査に基づく）食品ロス削減と環境への負荷低減を同時に実現するソリューションです。