【TOTANI製袋機】レーザー溶着ジッパーシール装置による生産ロスの低減

包装×GXPackaging ×GX

カテゴリ
Reducing Packaging Material Usage
分類
Machinery/Equipment Performance

ソリューション

【TOTANI製袋機】レーザー溶着ジッパーシール装置による生産ロスの低減

【問題提起】
従来のジッパーシールは加熱した金型でフィルムを挟み込み溶着する“熱プレス式シール”を採用していました。しかしこの方式では、
・運転一時停止中に金型の熱でフィルムが炙られ不良袋が発生する
・原反継ぎテープなど、フィルム厚が変動する部分を金型がシールすると圧力のムラが生じ、その前後の製品が不良となる
といった課題があり、生産ロス削減が大きなテーマとなっていました。
【課題解決】
そこで出光ユニテック株式会社との共同開発により、ジッパーにレーザー光を照射して非接触で局所的に加熱しフィルムと溶着する新方式を開発しました。この方式により、生産ロス低減に加えて
・使用電力を削減できる高効率シール
・熱に弱いフィルムでも高速・高品質な製袋が可能
・ジッパーのフランジが無くなったことによるプラスチック量の削減
も実現。従来方式の課題を克服し、次世代のシール技術として包装分野のGXに貢献します。
【将来構想】
レーザー溶着にはレーザー光を効率的に吸収する専用ジッパーが不可欠です。従来ジッパーからの置換えを進め、包装分野のGXに貢献して参ります。
※展示ブース出展機