環境配慮モノづくりへの挑戦 ＞＞次世代環境配慮型ラベリングマシン＜＜

＜問題提起＞
従来の機械装置は、金属や樹脂を多く使っていたために環境負荷が大きく、部品点数が多いことで組み立てにも時間がかかっていました。また、重く複雑な形状が輸送時の燃料消費増や効率低下を招き、使用後の廃棄処理についても課題となっていました。
＜課題解決＞
これらの課題に対しては、部品の一体化設計や3Dプリンタの活用により、軽量化と組立工程の効率化を実現しています。さらに、環境配慮素材を使用することで、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷の低減に貢献しています。
＜将来構想＞
今後は、より環境負荷の少ない新素材の導入やリサイクル性を考慮した設計を進め、循環型社会の実現に寄与するモノづくりを推進してまいります。また、実用化された環境配慮型ラベリングマシンを起点として、業界全体への展開を目指していきます。
＜数値情報＞
従来モデルと比較して、装置全体を約50％軽量化しました。さらに、形状の工夫により輸送時の緩衝材使用量を削減し、運搬性の向上にも成功しています。