リアルタイムで繋がる包装システム:P-GRID(ピーグリッド)で包装品質向上

包装×DXPackaging ×DX

カテゴリ
Eliminate Personalization/Technology Inheritance
分類
Efficiency

ソリューション

リアルタイムで繋がる包装システム:P-GRID(ピーグリッド)で包装品質向上

P-GRID for Enhancing Packaging Quality and Skill Transfer

《問題提起》
従来の包装機(コンピュータ搭載機)は単独使用を前提としており、設定データは各機械ごとに個別管理されています。1台で多品種包装が可能ですが、その都度対象製品の設定データを呼び出し、包装の安定や品質向上の為にオペレータによる調整が必要です。また、複数台で同一製品を包装する場合、各機械担当オペレータの技量差により設定が不均一となり、歩留まりが大きく変動することが課題となっています。

《課題解決》
同一機種および異なる機種間など複数の包装機をリンクさせることで、相互に設定データの交換・共有が可能です。これにより、オペレータはリアルタイムで設定データを操作・反映でき、個々の技量差による歩留まりの変動を解消することができます。また、各包装機の機械状態をリアルタイムでモニタリングできるため、設定データと照らし合わせることで、熟練オペレータの技術継承にもつながります。

《将来構想》
Jpack-Fmtとの併用・拡張により、「P-GRID」で製造ライン全体を繋ぎ、各機械の状態や設定データをリアルタイムでモニタリング・管理し、生産最適化と品質管理の実現を目指します。