袋抜き取り検査システム

包装×DXPackaging ×DX

カテゴリ
Eliminate Personalization/Technology Inheritance
分類
Efficiency
6-528 東6ホール

ソリューション

袋抜き取り検査システム

問題提起
食品工場の包装工程では、品質管理のため袋の重さ・厚み・酸素残存量・ピンホール等の定期検査が不可欠であり、抜き取り検査が実施されています。しかし現状、多くの場合手書きで記録されており、字の読みにくさや改ざんリスク、検査閾値の目視確認による手間や読み間違い、問題発生時に記録原本を探しづらいといった課題がありました。

課題解決
本システムは、タッチパネル操作により袋抜き取り検査の記録をペーパーレスで帳票化します。ハカリや袋厚み検査装置、酸素残存計等との連携により計測値を自動入力し、読み取り・転記ミスを防止します。またバーコードによる商品呼出と商品マスタ連携により、検査閾値の自動判別とOK・NG判定を実現しました。検査結果は表形式で閲覧でき、PDF帳票も自動作成されます。これにより作業者の負担軽減と記録の電子化を同時に実現し、品質管理業務の効率化と信頼性向上を図ります。

将来構想
袋抜き取り検査は、商品や地域を問わず包装品全般で行われる検査であるため、海外展開も視野に入れております。