微細加工カッター　～薄いフィルム・伸びやすいフィルムも確実にカット～

問題提起

包装機械におけるフィルムカット方式の中で、刃と刃が噛み合わさってカットする剪断方式があります。剪断方式の場合、フィルムを別の方法で押さえてカットする方式ではない為、薄いフィルムや伸びやすいフィルムをカットする際にカット出来ない現象が起こりやすいです。そのことでカット不良が発生、生産がストップしてしまう為、生産性の低下が懸念されます。また、環境配慮の包材に変わりつつある中、生産性の安定を考慮しますと、あらゆるフィルムへのカットが望まれます。

課題解決

カッターに特殊な微細加工を行ない、薄いフィルムや伸びやすいフィルム等、あらゆるフィルムのカットが可能となりました。そのことによりカットミスが低減され、生産ストップが軽減されます。微細加工カッターの特徴は、刃先に微細なギザ加工を施す事により、カット時にフィルムが逃げることを抑え、且つ、包装フィルムの切り口をよりストレートに近づけることが実現できます。　　小袋投入機におけるカッターとしては、株式会社旭金属様と共同特許を取得しております。